箸の持ち方トレーニングに悩んでいるママ&パパへ

今、お子さんのお箸トレーニングをされていて悩んでいるママ(パパ)さんへ

 

大丈夫。焦らなくても。誰かと比べて悲しまないで。

子どもって本当にすごい。

箸には正しい持ち方があるって知ってさえいれば

その子のタイミングで、できるようになります。

 

 

***

 

我が家の場合、3歳前に箸トレーニングを始めた長女。

それは、小学校1年生くらいまで続きました。

 

エジソンの箸からちくわを使う方法(笑)、

他にもいろいろ試してみたけど

思うように進まず、、

イライラしたり他の子と比べたり

私のフォローの仕方や教え方が悪いのかな、、と悩んだり

 

幼稚園も箸を使って食べる給食だったのもあって

入園までになんとかできるようにと

焦っていたのが良くないのかな。と反省したり

 

先輩ママ友に相談して

「意外と幼稚園に行ったらお友達のを見てできるようになるかもよ」って

言ってもらって、ちょっと救われたり

 

「箸の持ちかたより、楽しく食事をすることの方が大切」って

保健師さんに言われて、食の細い長女だったのもあって

そうかな。。と思ったり。気持ちもゆらゆら。

 

それと一番は「ちゃんとしつけのできる親だと思われたい」って

気持ちもあったかも。。

 

親戚のお正月の集まりで長女より小さい子が

○○ちゃんはきちんと箸が持ててすごいね!なんて

言われてるのをみて、モヤモヤしたり

 

自分中心の考え。。ダメですね。

 

その集まりの少し後に、長女がその時のことを

とっても嫌だったって言ってきまして…

  ・・・反省しました。

 

長女はもともと指先の動きや力の入れ具合がまだ難しいことは

折り紙やねんど、はさみを使った工作で私自身も感じていたことなのに

 

それからは、

人によって成長には個人差がある歯の生え方や身長が違うようにその子その子の時期がきたらできるようになるから大丈夫、ゆっくりいこう。ってことあるごとに話してきました。

 

いつかは持てるかな、もう最悪持てなくても食べれれば大丈夫かな。

って、すっかりどうでもいいことにしていました。

 

でも、やっぱり教えようとするんですよ、

周りの大人が

そのたびに、悲しい表情をする長女。。

 

夫やおばあちゃんにも事情を説明して、

そっとしておいてもらうようにしました。

 

そうして、何年もたったある日

夕食の時間に突然、長女が

 

「ママ、箸が持てるようになったよ。

給食の最初から最後までずっと持てたの」

 

びっくりしすぎて、一瞬固まってしまったけど

ずっとじゃなかったとしても

時々は気にしてチャレンジしてひとりで練習してきたのかなって

思ったら、なんだか嬉しくて

 

中一の冬のことです。

 

それからは、箸もきちんと持てるようになって

箸が持てると鉛筆もちゃんと持てるようになって

 

そこには嬉しそうな長女の笑顔がありました。

 

個性なのか、成長の差なのか

はたまた、小さく生まれた赤ちゃんの発達のゆっくりさなのか

それは分からないけど。

 

きちんと持てるのが良くて、持てないのはダメではないけど

子どもってできるようになりたいって思ってたら

少しずつでも頑張れて、その時がきたら成長していく生き物なんだなって教えられました。

 

良かったね。長女ちゃん

 

おまけ

勉強や運動もその子のペースで進んでいけたらもう少し勉強&運動嫌いな子が少なくなる気がします。。